建設業の年度末ってマジ忙しいよね。
つーか建設業に限ったことじゃないのかもしれないけど、なんでこんなに年度末って忙しいんだって毎年思う。
お陰でブログ3日も更新できなかった・・・
でもって春になったら怖いくらい暇になるんだよなー。
そもそもなんで公共工事って春夏極端に少なくて秋冬にどっと発注されるんだ?
よく聞くのは予算を使い切らないと次の年予算削られるからってのは俺がこの業界に入った20年前から聞いていた。
ってかそんなこと俺が考えたところでどうにかなる問題でもないから一々考えないし調べようとも思わないけどね(笑)
検索すれば同じよなブログいっぱい出てくるしな。
でも冬の工事ってリスク多いから本当に嫌なんだよな。
ちなみに今まで経験してきた範囲での失敗事例。
・舗装工事
道路のアスファルト、通称合材を敷く工事なんだけど合材ってプラントから出荷される温度が160°くらい、冷えると固くなってしまうから150°くらいで施工するんだけど冬は当然冷えるのが早い。
保温シートを2重にしてダンプで運んでくるんだけど冷えるときは冷える、結局冷えた合材を舗設して締固めしてもちゃんと締め固まらなかったりとか表面がボロボロなったりとか見栄えが悪くなったことあります。
・側溝工事(基礎砕石有り)
側溝の下に基礎砕石って砕石の基礎(そのまんまやんw)を施工するんだけど氷点下なると水分が膨張して基礎砕石の盤が膨らみ折角据えた側溝の通りがズレてやり直し。
ちなみに基礎コンクリートってのもあるんだがコンクリートって凍るとどうなるかわかります?
もうボロボロ、普通に砕石に戻っちゃいます。
・土工事
土も凍ります、小さいバックホウ(ゆんぼ)を使用し土を掘削する工事だったんだけど掘るのもう大変でした。
あとは雪ですね、盛土なんて雪の上に土盛っちゃうと溶けません。
夏に土を掘削したら雪が出てきたなんてこともありました。
ちなみに北海道出身の所長の話では北海道では雪を圧雪してそのまま盛るのが当たり前とか言ってました。永久凍土にでもなるんだろうか?
・測量
土が凍って杭が打てない。
打った杭が土が凍って持ち上げられて丁張がズレる。
どうしようもないよね、出来るだけ杭を深く打ち込むか施工前に直すかしかないです。
ざざっと思い出しただけで、よーく思い出せばまだまだあります。
夏は暑くてやだけど冬は冬でほんと辛い。
ここ数日は手元作業してたのでほっかぶりしてましたよ(笑)
デストロイヤーマスクでも買おうかな。
年度末なのでかなり忙しい毎日なのでブログも飛び飛びなっちゃいそうですができるだけ頑張って更新していこうと思います。
まーこんな雑な感じになっちゃうけど(苦笑)
おわり。