靴擦れから破傷風になった話し。
まだ社会人一年目の頃、かれこれ20年も前の話しだ。
慣れない靴を履いていたせいか靴擦れしてたんすよ。
当時は造成工事の現場でした。オペレーターの人が水道管を壊してしまい、破損した水道管の周りはため池のようになっていた。
確か300㎜くらいの本管だったのですごいことなってた。
足元は田んぼ状態のぬかるみで膝下くらいまで足が沈む、長靴履いていても当然キャッポリ(靴の中が浸水すること)した。
はじめての緊急工事で回りはお祭り騒ぎ!
当時はなんか楽しかった、今考えれば所長や監督は顔真っ青だったと思うけど(笑)
でね、なんとか復旧作業は終わって一息ついてたらなんか熱っぽい。
前進びしょ濡れなったから風邪でも引いたかなって思ってたんですよ。
で長靴を脱ごうとしたら
あれ?長靴脱げない・・・なんか変だ・・・
なんとか脱いだら足が見たことないくらいパンパンでした!
俺もビックリ!みんなもビックリ!(笑)
分単位でどんどん体調が悪くなって即病院連れていかれました。
結果、靴擦れから雑菌が入り破傷風になりました。
一晩抗生物質の点滴で翌朝にはほぼ元通りに、人生2度目の抗生物質に救われた日でした。
一度目の話しはまた今度。
なので若い奴らがあんまり気にしないで作業してたりするとついつい
破傷風には気をつけろよ、って小言言いながら当時を思い出す。
この話しもう何回人に言ったかわからん(笑)
おわり。